1949-10-05 第5回国会 衆議院 商工委員会 第34号
それから繊維公團の分につきましては、これは御承知のように國内放出等も認められまして、國内処分もいたしておりますので、この点につきましては、その処分についてはさして困難ではないのでないかというように考えます。
それから繊維公團の分につきましては、これは御承知のように國内放出等も認められまして、國内処分もいたしておりますので、この点につきましては、その処分についてはさして困難ではないのでないかというように考えます。
從つて現に國内放出等をして極力賣りさばいておりますが、これを外國へ出すとしましても、品質等の点において若干將來の輸出に影響する点もありますので、その点は品質的に今後できるものあるいは最近においてできるものに比較して、惡いものだということをよくバイヤーの方にも話をした上で、フロア・プライスを切つて賣るというようなことで努力をしておるのであります。
從つてこの三十二億が問題になるわけでありますが、この三十二億のうちで國内放出を予定しているのが二十九億、これについては大体今までに約三回の入札をして賣却いたしておりますが、その点については、國内の業者との競合の問題等についてはあまりわれわれとしては聞いておりませんので、そう競合の問題はないのではないかと理解いたしております。
最近の新聞紙上でも御承知と思いますが、その中でも綿につきましては、一億五千万ヤールの國内放出別ございまして、綿の滯貨の約半分は國内に放出されることになつたわけでございます。残りのものにつきましても、現在その実質を檢討いたしまして、これは相当輸出に向くものもありますので、輸出に向き得ないものにつきましては、逐次今後も放出されることになると存じております。
としてこれを救済するかという御質問だつたと思いますが、先ほど申しましたように、貿易廳がこれを買上げるということは予算面でも認められてないし、純粹の政府貿易でない限り、貿易廳が手持ちとしてそれをストツクしておくという方法は、現在は封じられておりますから、はなはだ微恩的ながら、現在許される点は商品の賣りさばきについて、あるいはどうしても海外へ向けるのが不適当であるならば、安本あたりと話合いをいたしまして、國内放出
これにつきましては、繊維品がその中の大部分を占めておりますので、繊維品につきまして、どうしても規格その他の関係で輸出ができないものにつきましては、これを國内放出をすべく今考えておるわけであります。それ以外のものにつきましは、あるいは民間の業者にこれをまた拂いもどしまして、そうして直接輸出の面に振り向ける。あるいはこれを規格をかえて輸出する。こういつた措置をとるように考えておるのであります。
するかに対し伺いたいとの質疑に対して、政府側より御質問の通り現在石炭関連産業に百億以上の未拂がありますが、これは主として復金の機能停止に基因するものであつて、政府も十分責任を感じ、これが打開策として、見返資金の活用に望みを嘱し、目下その方面と折衝中であるとの答弁があり、又貿易特別会計へ一般会計から四百億の繰入があるが、これだけでは不足するのではないか、大藏大臣もこれを認めて、その対策として不適格品の國内放出
これは無論なければならんわけで、ランニングの滯貨は二百億円から三百億円見当のものがありますが、その中の本当の滯貨というものは七十一億円でありまして、そうして私共六十四億円を大体國内放出にいたしたいというので、今手順を取つておるような次第であります。その点は今大藏大臣が触れましたから、附加えて申上げて置きます。あと大体大藏大臣のお考えと同じような考え方でやつております。
対日援助物資関係收入といたしまして、対日援助による輸入品の國内放出代金として、千七百五十億円が計上されております。そのうち六百十六億円は輸入補給金である。さらに輸入一般物資関係の收入といたしまして、すなわち輸出代金でまかなつて輸入する物資の國内放出代金の分であります。これが千三百八十五億円、そのうち二百十七億円はやはり輸入補給金である。
この七十一億の滯貨については、大体そのうちの六十四億は、おもに繊維品でありますが、これは國内放出をいたしたいと考えております。その差額につきましては、大体ここ二、三箇月のうちに輸出して処分ができるもの、あるいは多少フロア、プライスを下げて賣る、あるいはまたこれを民間に拂い下げて、民間においてこれを手直しして外に向けて出す。こういうようなことを考えております。
併しながら政府の提出の資料を以ていたしましても、この受入の中に輸出物資國内放出、この額が六十億と相成つておるのであります。この六十億の輸出物資國内放出は結局メーカーが輸出に適せざるものを作つたために、かような結果を招いたということは明らかでございます。
かようなものについては極力國内放出、その他若干ドル價格を操作することによつて輸出を急ぐというような方策を講じまして、お手許の表にございますように、ほぼ昨年の暮からでございますが、國内に放出いたしましたものが、六十億程度現金化いたしておるというような情勢になつております。
その中からかようにほぼ六十億近くの國内放出をいたしましたような次第でありまして、尚その後の買入の分において若干さようなものが出ておりますれば、尚今後の國内放出なり然るべきところの方法を講じたい、かように考えております。
ただこれに反しまして受入れの方でごらん願いますればわかりますように、輸入物資の賣却が九百十三億を予定いたしておりましたところ、改訂計画においては今日判明いたしまする限りにおいて、輸入物資の当初予定が相当減少いたしまして七百八十六億の受入れと、そのほか資金のこういう逼迫した情勢に対應いたしまして、手持ちいたしております輸出物資の國内放出を司令部に懇請いたしまして、現在までその資金回收が可能になつておりますものが
これに対しまして、勿論資金不足の対策といたしまして、輸出物資が御承知のように相当滯貨がございまするので、これの國内放出を司令部にも懇請いたしまして、現在までその現金化するものがほぼ六十億という予定に相成つております。その次の繰入金返還は、年度中において、特別会計の方へ立替えました七億が年度末までに又返つて参りますので、同額を計上いたしております。
近く綿布の國内放出も、これはまだ本ぎまりにはなつておりませんが、予想されますので、これらを利用いたしまして今お話しておりますふとんかわに充当して参りたい、かように考えている次第でございます。 軍手でございますが、実はこの軍手につきましては、当面の問題としてはいろいろ考えなければならぬ点があるわけでございます。
この点につきましては、先般いわゆる輸出用として生産いたしました人絹糸の不合格品を今回第一四回半期に初めて國内放出を許されまして、その割当をいたすことになりました。從來の供出未済のものにつきましては、これを再調いたしまして、その出荷成績によつて割当てることといたしましたが、現在のところではまだ一割強のものが出荷未済になつております。
○政府委員(鈴木重郎君) 大体の今年の見透しにつきましては、現在のところ、この國民衣料の配給になります原料の計画等が、まだ安定本部を中心にして檢討中でありますし、又我々としては、昨年度に比べまして或る程度の増加をいたすように努力をいたしておりますが、この輸入原料の國内放出量に関する決定が、まだ関係方面と了解が付きませんので、まだはつきりしたことは申し上げ兼ねますが、大体において特に一般の農村向け、或
なお主食その他につきましては、一割の増産等をも考えておりますが、それと同時に食糧の輸入等をも懇請いたし、あるいは繊維製品の國内放出等もただいま懇請中であります。そういうようにしてマル公による生活必需物資の増配について、非常な努力をいたしておるのでありまして、これの裏づけがあつて初めて國民生活が安定し、こういう法律もやがては必要でなくなる、こういう域に達すると思うのであります。
かような情勢にありますので、輸出品にいたしましても、國内放出用の繊維品にいたしましても、來年度は本年度に比べまして事情の許す限りこれを増加することを目当といたしまして、目下経済安定本部を中心として具体案を練つておるような次第でございます。只今の段階におきましては、具体的に数字を申述べるまでに至つておりませんが、その点は御了承願いたいと思います。
それからさらに大きな金額といたしまして、輸出向きメリヤスの國内放出差益でありますが、これが先般來議論になつていてる通り、物價廳あたりの意見では、五億円程度というふうにも見ますし、また三十億を若干出るのではないかというふうな司令部の一部の意見もあるのでありまして、これにおきまして相当の益金を出したいというふうに考えているのであります。